チャイルドサポーターの励ましの中で日々歩む子どもたち。開口一番に飛び出してくる言葉は「ありがとう」。
生きる場所や社会の事情は違うけれど、遠く離れた国のサポーターと出会い応援を受ける子どもたちは、
彼ら自身が愛される大切な存在であること気づきます。
それが将来への希望を生み、与えられた教育の機会にあふれんばかり感謝して用いています。
私はジョイス ムテシ ムゴロネです。小学5年生の12歳です。ウガンダで両親と一緒に住んでいます。両親が制服や学用品、学費などを用意することができなかったので、学校に行っても授業を受けられず、帰らされました。でも、地域でしている活動に参加するようになってから、農業技術を学び、家畜飼育を通して、生活に必要な収入を得られるようになりました。そして、学校にも行けるようになりました。
「FHウガンダが私の住む地域に来てくれて、暗黒の世界に生きていた私の家族に光を与えてくれました。学校での成績も大きく変わり、家庭での生活も以前とは違ってとても良くなりました。もしFHが村に来てくれなかったら、私は学校に行っていなかったでしょうし、牛を飼うこともできませんでした。FHを通して、私たち家族に光を与えてくれたみなさんが祝福されますように祈っています。」
わたしはイヴェット ニヨビョセです。わたしのお父さんは農業をしていますが、昔ながらの農業しか知らなかったので収穫がとても少なかったです。食糧や生活必需品、学用品などを買うお金もありませんでした。私たちきょうだいは空腹のときには学校へ行けませんでした。でも、FHルワンダと出会い、お父さんが貯蓄グループに参加して、貯蓄の大切さを学ぶようになりました。また、農業において重要な肥料の作り方を教えてもらい、作物の収穫量を増やせるようになりました。そしてわたしは今、元気に学校に行けるようになっています。
「わたしの夢は、教師になることです。その夢の達成のために一生懸命勉強しています。また、いつか両親のために良い家を建てたいと願っています。みなさんからの応援を通して、未来に大きな希望を持てるようになりました。」
ぼくはレビオ ハスダです。ぼくは両親とお姉ちゃん、祖父母と一緒にバングラデシュのジリムに住んでいます。ぼくは家に帰ってきたとき、よく手を洗わずに食事をしていました。それで、よくお腹が痛くなることがありました。ぼくのおじいちゃんとおばあちゃんも同じ理由でよく体調を崩していました。
2021年にFHバングラデシュが活動を始めてから、学校の先生とFHが協力し合い、ぼくたちに手洗いの大切さを教えてくれました。ぼくは学校から帰るとお母さんに学校で教わったことをすべて話しました。そして、家で手洗いができるようにしてほしいと頼みました。お母さんもFHの活動の中でその話を聞き、庭に石鹸と水を置くようになりました。
「ぼくたち家族は、ずっとよい生活を送れるようになりました。今では、きちんと石鹸で手を洗う習慣が身に付きました。もう病気になることもなくなりました。サポートチャイルドになれて幸せです。」
私はヴェスナ ナンです。カンボジアのチャンヒア小学校に通っています。私はお父さんとお母さん、そして3歳の弟と一緒に暮らしています。私たち家族は、いつも池の水を使い、トイレもなく、野原で排泄していたので、私と弟はよく熱を出して下痢になっていました。
FHカンボジアは、私たちに健康、衛生、身の回りや家の掃除、農業技術について教えてくれました。そして、今では健康や衛生を考え、浄水した水を使ったり、トイレを清潔に保ったりできるようになりました。さらに私は、放課後、FHの子どもクラブに通って、読み書きができるようになりました。また、お母さんの料理、家の掃除、動物の世話、弟の世話などの家事を手伝っています。
「私をサポートチャイルドに選んでくれてありがとう。そして、スタッフや地域のみんなが訪問して絵や塗り絵、サポーターさんへの手紙の書き方まで教えてくれて感謝しています。これからも勉強をがんばります。」
ぼくはロバート バリカです。家族とフィリピンのビコール地区に住んでします。新型コロナが流行してから、ぼくたちは新しい日常や学習環境に適応することがとても難しかったです。
FHフィリピンが助けてくれて、ぼくたちきょうだいは読書補習プログラムに参加し、勉強、特に読み書きや文章の読み方を教えてもらいました。教えてもらえたことで、ぼくは勉強に興味が持てるようになりました。それに、飽きることなく本をよく読んでいます。弟も字を書けるようになって、とても喜んでいます。今は学校に行けるようになり、学校で新しいことが学べるようになって、とてもわくわくしています。
「ぼくの夢は看護師になることです。この夢に向かって,勉強を頑張っていきたいです。」
私はルース ガビ ビィタロエルです。両親と妹のポーリンと一緒にボリビアに住んでいます。今までは、食べ物がほとんどなく、食べるとしたらトウモロコシとサツマイモだけでした。私たち家族は果物も作っていませんでした。また、買い物をするにしても近くのコチャバンバ市まで行くための交通の手段もありませんでした。
でも、FHボリビアの活動に参加するようになって、私たちは畑のかんがいや飲み水の浄水の方法を知り、生活が大きく変わりました。今では、果物を育てるようにな<り、収穫したレモンをたくさん売ることができるようになりました。私たちが育てたレモンは飛ぶように売れて、売ったお金で野菜やトウモロコシの種、洋服を買うこともできるようになりました。
「両親が学費を用意してくれたので、来年高校を卒業した後は大学に進学します。大学では教育について学ぶ予定です。」
子どもたちを支える方法は2つ
特定の子どもとつながって成長を見守りたい!
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子どもを取り巻く環境の改善を応援したい!
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