支援者の方へ
『世界里親会』名称変更のお知らせ
このたび、活動名称ならびに支援者の皆様の呼び方を『チャイルド・サポーター』に変更いたします。
養育を想起させる「里親」という言葉に変えて、応援を意味する「サポート」を用いることになりました。
1987年に始まった『世界里親会』はこれまで10ヵ国において、1万人以上の子どもたちに教育支援を行ってきました。学校での読み書きや職業訓練につながる機会が、飢餓・貧困の悪循環を断ち切り、希望に満ちた生活を生み出すことを願い続けてきました。そこに多くの賛同者が与えられていることを感謝します。
我々の団体では、支援を身近に感じることのできる方法として、1対1(里子1人に里親1人もしくは1組)の制度を取り入れています。支援や交流の窓口は里子1人なのですが、その1人の背後に彼らの家族がおり、さらにその家族の背後には地域社会が存在します。子どもたちや家族・地域の関わりの、どの部分が欠け落ちても、貧困の問題は解決しないことを、現地パートナー共々これまでの活動から学んで参りました。
「子どもの教育支援」というゴールを「子どもの教育を担うことのできる地域の自立支援」をいう大きなものに
据え直し、将来を担う子どもたちの土台である地域社会の変革を、引き続き皆様と共に実現していきたいと思います。
移行期にあたり、皆様にはご不便おかけすることがないよう、職員一同より一層尽力する次第です。
今後ともよろしくお願いいたします。
現在の活動地について
アジア・アフリカ・南米の国際飢餓対策機構(Food for the Hungry)をパートナーとする5か国に加え、ケニア(シープケア学校)、ルワンダ(ピース国際学校)、フィリピン ミンダナオ島カパタガン地区においてチャイルド・サポーター活動を実施しています。
ケニア、ルワンダ、フィリピン ミンダナオ島カパタガン地区では、新規サポーターの募集は終了いたしました。