2023年10月から2024年3月にかけて、FHフィリピンは、スラとマトノグの両支援地区において、保健・栄養に関する知識と習慣を改善することによって、子どもたち、思春期の少女たち、妊産婦・授乳婦の栄養状態を向上させるためのさまざまな取り組みを実施しました。
これらの取り組みを実施するにあたり、カマリネス・ノルテ州教育省、保健栄養局、パートナー校であるバスド国立高校、保護者との緊密な連携が必要でした。
これらのパートナーたちと協力して、6ヶ月間の葉酸・鉄のサプリメントを配布しました。
思春期の女児葉酸鉄の補給
FHは、ビコール地方において、葉酸・鉄を微量栄養素補給として思春期の女子に提供する取り組みを行っており、2年目を迎えました。
この支援は、葉酸・鉄の欠乏を防ぎ、思春期の女子の鉄欠乏性貧血の有病率を減らすと共に、青少年に果物や野菜の摂取を奨励して、より健康的な食生活をするよう進めることも目指しています。
この取り組みでは、バスド国立高校の7年生の思春期の女子生徒103人に葉酸・鉄のサプリメントを配布し、生徒1人につき毎週1錠を摂取させました。
摂取量のモニタリングは、パートナー校と教育省学校課事務局との共同作業で行われました。
学校と事務局は、思春期の性と生殖に関する定期的な健康教育セミナーを開催し、葉酸・鉄の補給の重要性を説明し、健康的な習慣を促しました。
さらに、葉酸・鉄と一緒に摂取するビタミンBも提供されました。
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