活動ニュース

2024.10.10【ルワンダ】1日1回の食事の生活から・・・

ルワンダのムウェンド地域に住むジャン・ピエールさん(59 歳)は妻と子どもの 3 人暮らしで、小さな土地で農業をしています。
収穫は家族の分しかなく、市場で売ることができないので、長い間貧困に苦しんでいました。
この地域の土壌は酸性で、大雨の際には地滑りの影響を受け、農業経営は順調ではありませんでした。

しかしFH の支援により貧困は軽減しています。

ピエールさんの家族にはトイレがあり、村内に FHによって修復された水源があるため、きれいな水が利用できます。
職業学校に通う生徒がいますが、学費を稼ぐのは大変苦労します。ピエールさんは、「文化的背景があり、女性が労働に行かないこともあります。しかし、私たちルワンダ人は団結し、目標を達成するために協力しています」と語っています。

ピエールさんは以前の生活をこう述べています。「私は一生懸命働いても、1 日に 1回しか食事が出来ませんでした。不十分な食事や家庭環境は家族に悪影響を与え、精神的にストレスを感じていました。貧困は私たちの家族に影響を及ぼし、学費が払えず、制服が買えなかったため、娘にはさまざまな苦労を経験させてしまいました。学習教材がなく、学校での成績はよくありませんでした。」

しかし、FHの助けによりピエールさんの家族に変化がありました。「私たちの家族は、農業活動、講習会、貯蓄グループなど、さまざまな分野の活動に参加し、貯蓄活動では借り入れや貯蓄の方法を学びました。これらの活動に参加することで、一生懸命働き神を信じることによって良い成果が得られるということを学びました。」 

またピエールさんは「私たちに与えられた豚は 4 回出産し、その結果は家族に良い変化をもたらしました。豚の飼育により、神がすべてにおいて必ず働いてくださることを信じることができるようになりました。豚が出産した子豚は22匹に及び、すべて販売しました」と語っています。子豚により450,000rwf(約 54,000円)の収入がありました。ピエールさんは 80,000rwf (約9,600円)で土地を購入し、そこでソルガムきび(イネ科)を栽培し、職業訓練コースに通っている子どもの学費 90,000rwf (約10,900円)を払うことができました。残ったお金は貯金し、食料や衣服など家族の入用のために使い、家庭の問題も解決しました。

ピエールさんの豚.jpeg

現在、「個人レベルでも、地域レベルでも貧困が大幅に減少しました。飢餓によって引き起こされた争いが減少しました。FH から受け取ったものを持続させ、保持していくことを学んでいきたいです。また教会の礼拝にも参加したいです。そして、家族のために良い家を建てたいです」と、ピエールさんは希望をもって生活しています。

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