活動ニュース

2024.10.07【フィリピン】将来のビジョンに向けて

FHフィリピンは、カマリネス・ノルテ州にあるバスド国立中高等学校で、2日間に亘る進路ガイダンスと指導を実施しました。
9年生~12年生の118人がこれに参加しました。

児童生徒への進路指導.jpeg
この取り組みの目的は、中学校および高校の生徒が、適切な職業を選択できるよう助けることでした。
生徒たちは、学校で培われた技術や能力をどのような雇用先や企業に活かせるかについて学びました。
この包括的なガイダンスを受けた中高等学校の生徒たちは、様々な方策や広い世界とのつながりを考慮に入れた将来の役割について、より明確なビジョンを持つことができるようになりました。
このイベントを通して、FHフィリピンと学校との協力関係がさらに強められ、この2回のガイダンス以降も、学校は生徒たちのサポートを続けています。
進路ガイダンスを受けた生徒たちは、自由に自分の学びや経験を表現する機会がありました。
特にグループセッション、議論、自己評価をどのように測るかについて学ぶ機会があったことに感謝していました。

ガイダンスに参加した生徒は、
「自己評価ツール、性格、適性などを通じて、自分自身をよりよく理解することができました。」
「私は将来のキャリアに備えていきたい。家族に誇りを持ってもらい、彼らを支えたいからです。」
「熱意をもってキャリアを選ばなければなりません。」
「私の夢に到達するための戦略があることを知りました。」
「これからは行動や決断を下す前に目標を設定し、自分の能力や特性が進みたいキャリアに適合するかどうかを確認します」と話してくれました。


読解力と計算力補習プログラム
読解力と計算力の補習では、学習指導員へのトレーニングの実施、学校や地方自治体との関係づくり、価値観形成について保護者とのミーティングを持ち、児童への学習キットの配布などを行いました。
過去2年間の識字の補習、そして1年間の算数の補習を実施してきましたが、今年度は、教育を通じて子どもたちに学力をつけることを目指し、主体性、つまり賢明な決断を下し、それに基づいて行動できる能力を育成することに重点を置いて活動を実施しています。
このプロジェクトの主な目標は、学習成果を向上させ、子どもたちの幸せを増進し、若者の主体性を育むことです。

読解力と計算力補習プログラム.jpeg
スラ地区では2年生と3年生の合計12人の生徒が、マトノグ地区では2年生と3年生の合計24人の生徒が、読解力と数学力の補習プログラムに登録され、学習支援を受けました。
子どもたちの親は、子どもたちが補習授業に出席することを確認し、家庭での読書活動にも積極的に参加しました。また、定期的な月例の親の会にも参加しました。
子どもたちは認知スキルを向上させ続け、特に読み書き、数えること、数学のスキルを伸ばしました。
彼らはまた、活動に積極的に参加し、クラスメートと交流することで、身体的、社会的、感情的、精神的に成長しました。学習指導員は、それぞれの生徒のユニークな興味、熱意、学習スタイルに合わせて、教育戦略を調整し、より効果的な学習を実現しています。

パートナースクールからのメッセージ
ジョナリン・リーザさん(バービン小学校の担当者)は、FHフィリピンに感謝の意を表し、 「FHフィリピンの子どもたちに前向きな変化と改善をもたらすための努力と献身に感謝します。これからも素晴らしい活動を続けてください」と述べました。

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