活動ニュース

2024.10.02【バングラデシュ】自分自身が変わること〜8歳の女の子の希望〜

サポートチャイルド カムルジャハン・クシさん(8歳)と家族のお話

わたしは両親と姉の4人暮らしで小さな村に住んでいます。 2020年からサポートチャイルドとして選ばれました。

5. Khushi is happy to receive FH_s educational materials.jpg

 お父さんは宗教的な問題やFHの活動についてよく理解していなかったため、わたしをサポートチャイルドから外してほしいと言っていました。でも、FHスタッフが何度もお父さんと話をする機会を持ち、活動について説明をしました。 この出来事を通して、お父さんの考え方が変わっていきました。現在、お父さんは、積極的にFHの活動に参加し、FH が素晴らしい働きをしていることを認識しています。

1. Khushi is spending time with her father.jpg

 わたしとお姉ちゃんは、マドラサ(イスラム教の宗教教育施設)で読書をしています。村にはマドラサと公立小学校があり、ほとんどの親が公立小学校の代わりにマドラサに子どもを通わせています。村の子どもたちは高等教育を受けることができず、特に女の子は学校を中退して早く結婚します。以前、この地域の多くの人々は、非営利団体がこの地域で活動することを許そうとしませんでした。

以前に比べて、

FHの活動に参加する前は、質素な生活を送っていました。毎日、姉と一緒にマドラサに通い、午後は村の友達と遊び、このようにわたしの毎日は過ぎていきました。わたしたちの経済状態はあまりよくないので、他の課外活動は考えられませんでした。」

FHから学んだことは一生懸命勉強すること、そしてまず自分自身が変わろうとしなければいけないということです。わたしたちは、自分に訪れるすべてのチャンスを受け入れるべきです。FHに登録された後、わたしは幸せです。FHは様々なミーティングやイベントを通して、すべての人は平等であり、人間である以上、他人を助けるべきだということを教えてくれます。また、ひとつの場所に集まって活動するときは、他人とけんかをせず、常に助け合うことを教えています。今ではFHのことを悪く言う人はいません。」

6. Khushi is using FH_s educatinal materials.jpg

「わたしの家族は物事を悪く考えなくなりました。FHは日々、わたしたちと良好な信頼関係を築いています。登録当初、わたしたちは不安を感じていましたが、今では地域の多くの親が、子どもを登録することを願っています。」

未来に向けて

「家族や社会から差別がなくなればいいと思います。FHはわたしたちの地域で良い働きをしています。しかし、それを快く思わない人もいるのです。そのため、彼らはFHに関する噂を広めました。大人になったらわたしは教師になって、すべての子どもたちに平等に敬意を払うように教えたいです。今、わたしの家族はFHの活動に感謝しています。もっと勉強したいです。姉たちのように早く結婚したくないです。両親が勉強を続けさせてくれるなら、わたしは教師になって両親を支えたいです。わたしたちが勉強を続けられるように、両親が一生懸命働いてくれているからです。」

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