活動ニュース

2024.08.15【ウガンダ】子どものストーリー 読書は楽しい!

2022年、FHウガンダはマガンダ小学校1-3年生を対象に、読解力強化プログラムを開始しました。
プログラム開始前、マガンダ小学校の状況は非常に厳しいものでした。すべての教室棟が老朽化し、在籍生徒数は非常に少なく、親たちは学校に対して良い印象を持っていませんでした。授業に役立てるよう政府より支給された教科書は教師だけが使用し、教師がすべてを読み聞かせ、翻訳していました。生徒たちは自分たちで物事を探求し学ぶ機会はほとんどなく、親たちも教師が唯一の知識の源だと信じていました。

FHの活動によって、状況は一変しました。

教師たちは、生徒をサポートする能力を身につけ、学校には2000冊以上の本を備えた図書館が設立され、生徒が自由に本を読めるようになりました。生徒は本に触れることで文字とその音を知り、単語や文章が読めるようになるなど、良い変化が見られています。この図書館は生徒だけでなく、読書や知識の幅を広げることに関心のある外部の子どもたちも利用することが出来ます。

小学3年生のディゴ・ブライアン君は、「FHがたくさんの本を集めた図書館を学校に作ってくれたとき、先生は、ぼくたちが好きな本を選んでカラフルで美しい絵を見られるようにしてくれました。ぼくは動物の本が一番好きで、いろいろな動物の名前を覚えました。今ではほとんどすべての動物の名前がわかります」と話しています。

先生が授業で教えてくれないことでも、本から学べることがたくさんあると気づいたのです。

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さらに3年生のワイスワ・ジョウェット君は、
「読み方を学んでから自信がつき、黒板に書いてあることを読むのも怖くなくなりました」 と話しています。

FHが教室を増設し、図書館を設立して以来、在籍生徒数もクラスの出席率も目に見えて増加しました。子どもたちは自分たちの学校を誇りに思っています。

司書のオリビアス・カンベダ先生も「図書館設立以降、問題を読んでやったり通訳したりする必要はなくなりました。子どもたちは自分で読んで理解できるようになりました」とその変化を喜んでいます。

教頭のローズ先生は、「私たちは、楽しそうに読書をしている子どもたちを見ました。さらに以前はよく休んでいたある生徒が、学校に来れば本が読めるからと毎日登校するようになりました。子どもたちがもっと学べるように、様々な題材の本をたくさん寄贈してほしい」と願いを述べました。


FHウガンダの読書プログラムは、マガンダ小学校の生徒たちに新たな学びの機会を提供し、学校全体に活気をもたらしています。

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