活動ニュース

2024.07.11【ルワンダ】学びが希望に!

アニタ・ウヴィンババジさんの祖父ジーンさんとアニタさんの家族は、とても貧しかったため、家族の食事も、また基本的な必要が足りませんでした。子どもたちも学校を休みがちだったため、学期ごとに成績が悪くなっていくばかりでした。そのことを知ったFHルワンダがジーンさん家族の支援をすることにしました。また、孫娘のアニタさんがチャイルドサポーターに登録されたことをきっかけに、2019年からジーンさんもFHの活動に参加するようになりました。

 その一つに貯蓄グループ活動がありました。ジーンさんは収穫の量に応じて、貯蓄グループに貯蓄をするようになりました。FHが村に来る前は、貯蓄や現代農業の技術について全く知りませんでした。1ヘクタールにも満たない耕作地は、土壌が不毛なため、作物の肥料になる堆肥が必要でしたが、肥料を飼うためのお金も高くて買えませんでした。しかし、FHの講習会を通して、肥料作り、間隔、マルチング、施肥、浸食に対する土壌保護など、近代的な農業技術について学びました。

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 ジーンさんは改良されたバナナの苗木40本の支援を受け、肥料を使って植え付けました。収穫期のバナナの生産量は増え、植え付けたバナナから、しばらくして、35〜40kgのバナナ8房を収穫することができました。1房8,000RWF(ルワンダ・フラン、1,000円弱)の値段で売れ、64,000RWF (8,000円弱)の収入を得ました。今では、バナナを自分たちの食料としても消費できるようになりました。得た収入で、5か月分の貯蓄もできました。次の収穫で、40〜44kgほどになり、バナナ5房は、42,500RWF(5,300円弱)で売れました。今回、1本の値段が8,500RWF(1,000円強)でした。さらに、これで3ヶ月分の貯蓄をすることができました。

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ジーンさんの声:

「FHは、年齢、性別、宗教に関係なく、脆弱な状態にあるすべての人を助けます。私は、自分の考え方を変えるために、他の人たちと一緒に貯蓄プログラムに参加しました。貯蓄グループに参加した後、よりすばらしい希望が持てるようになり、その後は家族とともに一生懸命働くようになりました。」

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