活動ニュース

2024.07.09【カンボジア】子どものストーリー バンネッくんの希望

バンネッ君は村の中学校に通う14歳の男の子です。両親と一緒に小さな家に暮らしています。以前は彼の家庭では貧困と不衛生により、子どもたちは頻繁に病気に悩まされ、就学にも悪影響がありましたが、FHの活動に参加してから、信じられないほどの多くの良い変化がありました。
彼の家族が住むバンミリア地区は、住民の多くが農業に従事しています。土地が豊かではないため、多くのお金を投資しても農家が得られる利益はわずかです。一方、農産物を適正な価格で売る市場がなく安値で売らなければならないため、貧困で苦しむ人々が多くいます。

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【FHの活動に参加する前】
バンネッ君の母親は以前の生活について、「十分な食料もなく、子どもたちに教育を受けさせる余裕もありませんでした。健康や衛生の知識や習慣も不十分だったため、子どもたちがよく病気(発熱、デング熱、下痢など)にかかっていました」と述べています。劣悪な生活環境、健康問題、衛生問題、高額な医療費に苦しみながら、不安、不眠、子どもの就学についての心配が常にあり、夫婦喧嘩が多くなり家族の絆は希薄になっていました。

【FHの活動に参加してから】
母親は、地域がFHの活動に参加してから、めざましい変化を目の当たりにしました。「FHを通じて家族の生活が改善され、その結果、健康状態が良くなり、病気も減り、農業技術の知識が増えた家族もいます。また学校に通わせる親の数も増えました。特に、地域の改善を目的とした活動に参加することで、地域全体が互いに強い絆で結ばれるようになりました。」
バンネッ君の家庭内でも、安全な水やより健康的な環境、家族内のコミュニケーションの改善、そして子どもたちが学校に続けて通い、成績が向上したことなど、多くの良い変化を実感しています。 バンネッ君は次のように話しています。
「FHの活動に参加して、地域の他の子どもたちと上手にコミュニケーションを取ることが出来るようになりました。衛生習慣を守り、きれいな水を使うことの大切さに気付きました。子どもクラブや、衛生に関する講習会に参加したり、サポーターさんにクリスマスカード、手紙の返事、成長記録の手紙を書いたりするなどの活動にも参加しています。
ぼくの母もFHの活動に参加していて、ボランティアをしています。両親はぼくの勉強の目標に関心を示してくれていて、もっと努力するように励ましてくれていますし、ぼくの大学進学費用の資金計画も立ててくれています。」

【将来のこと】
バンネッ君は次のように将来について希望をもって話してくれました。
「新しい知識とやる気を与え、ぼくと家族に変化をもたらしてくれたFHにとても感謝しています。学業を終えたら、教職に就きたいと考えています。そして家族を支え、豊かな未来のために教育を通じて地域の若者に力を与えたいです。」

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