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2024.03.28【ボリビア】突然の母の自殺、15歳の少女の決意

南米のボリビアに住むタチアナ・ヤピティコナは15歳です。
彼女は父親と2人の妹と3人の弟の計6人と暮らしています。
父親と子どもたちは、農業をし、収穫したジャガイモ、キヌア、大麦、ソラマメ、エンドウ豆などを市場に売りに行きます。
タチアナの家族.jpg
2022年11月、タチアナの母親は、隣人の誹謗中傷と夫への嫉妬が原因で、自ら命を絶ちました。
母親が家で命を落としたことにタチアナはとてもショックを受け、それ以来、学校に行かなくなりました。
ハンガーゼロのスタッフが家庭訪問をした時、タチアナと幼い妹や弟は、母親を失った悲しみでずっと泣いていました。
この状況を目にした、スタッフはとても心配し、頻繁に家庭を訪問しました。時には米、砂糖、油、牛乳、麺などを持っていきました。
ボリビア駐在の小西小百合スタッフを含む現地スタッフは、何度も家族の慰めのために祈りました。
スタッフが地道な訪問と励ましを重ねていくうちに、タチアナと妹、弟たちは学校に行って勉強することの大切さを理解していきました。
そして今、タチアナは学校に戻り、10年生(高校1年生)に進級できました。そんな姉の姿を見て下の兄弟たちもみんな学校に通っています。

ボリビア_タチアナ.jpg

■途上国の子どもたちは様々な要因で本来受けるべき権利を放棄させられてしまいます。中でも教育を受ける権利の放棄は深刻です。
家が貧しいから、女の子だから、家に子どもが多いから、など様々な理由で子どもたちの将来の可能性が摘み取られてしまっています。
ハンガーゼロは一人でも多くの子どもたちが、夢に向かって希望を持って成長できるようにコミュニティ全体を励ましつつ、支援しています。
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