【バングラデシュ】 初めてのお祝いの行事
ジリム集落で初めてクリスマスのお祝いを企画して、子どもたちと親が参加しました。子どもたちのお誕生日のお祝いもしました。地域のリーダーや他校の先生たちも招かれ、子どもたちの喜んでいる姿を見て、全員がFHの取り組みに感謝をしました。ゲストの一人は、「子どもたちが他の村の子どもたちと交流することで、多くの新しい経験をして才能を伸ばすことができます。このようなイベントは、子どもたちに自信を持たせてくれます」と話してくれました。
また、JIFH(日本国際飢餓対策機構)の支援地域の子どもたち150人が「子どもの日」のお祝いに初めて参加しました。地域の協力の下、お絵かき大会、スポーツ大会、文化プログラムなどが行われ、3位までの子どもたちには景品が渡されました。委員長を務めた方は、「FHのこのような取り組みに満足しています。どの子も勉強や他の活動にもっと興味を持つようになるでしょう」と言われました。また司会を務めた教頭は、「子ども同士が一緒に競技をすることで、子どもたちは自信を身につけることができます。FHに感謝します」とお礼の言葉を述べました。
【ボリビア】 子どもクラブ
アサワニ地域では、15〜30人の子どもたちが子どもクラブに集っています。子どもたちは、毎月聖書のお話を聞いたり、知育玩具で遊んだり、学校の授業のサポートもしてもらえるので、子どもクラブはとても楽しい場所となっています。
【カンボジア】 全国読書デー
司書や小学校の責任者たちは、FHのサポートにより、教育・青少年・スポーツ省の図書館の司書職員から司書の管理と読書コンクールの開催について2回の研修を受けました。2023年6月にFHは、同省と協力して、地区で小学校低学年(1〜3年生)レベルの読書コンテストを開催しました。またスバイルー地区の8つの対象校では、図書活動が盛んに行われています。
生徒たちは、読書習慣、読解力、理解力を高める活動に参加して、本を通してより多くの生活情報を得ることができています。それによって、生徒たちは物事の識別力が身につき、語彙力はもちろんのこと、規律、道徳、文学をより深く理解できるようになりました。
【ボリビア】
栄養不良の子どもたちを特定するために、家庭訪問が8回行われました。その結果、6歳以下の12人の子どもたちが栄養が足らないことがわかり、各家庭に栄養強化オイルなどの栄養補助食品が提供されました。
【ルワンダ】
鶏の飼育を通して、村人たちは卵を摂取するようになりました。また、卵を売った収入で栄養価の高い食べ物を買うこともできるようになり、子どもたちの栄養状態が改善しています。栄養状態が危機的な状況にある家庭や、栄養不良の子どもを持つ家庭に飼育活動に参加することを奨励しています。
【フィリピン】
FHは栄養に偏りが見られる子どもたちへの支援として、スラ地区の18人の子どもたち、マトノグ地区の32人の5歳未満の子どもたちに給食支援をしました。さらに、2つの地区の妊娠中や授乳中の母親6人が、栄養が足りていないと特定されたため、給食プログラムに参加してもらい、栄養改善を図りました。
生後6〜59か月の子どもたち50人のために離乳食作りの講習会を実施しました。スラ地区から18人、マトノグ地区から32人が参加しました。また妊婦の食事の内容についての勉強会には、計6人が参加しました。離乳食を教える会では、実際に離乳食作りをしますが、病欠した母親たちには自宅まで食事を持って行きました。その結果、病気の子どもや妊娠・授乳中の母親の状態を確認することができました。自治体もこの活動における両親の役割の重要性を認識しており、継続的な支援を約束しました。
子どもたちを支える方法は2つ
特定の子どもとつながって成長を見守りたい!
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