カンボジアでは、貧困に苦しむ参加者に野菜栽培、養殖魚、鶏や鴨の飼育方法などについての研修を実施しました。
この研修に参加したサッカダ村に住むクラン・ヤングさんは、兼業農家として生活を営んでいますが、次のように話してくれました。
「FHプロジェクトに参加する前は、家族で鶏などを飼っていましたが、みな病気で死んでしまいました。農業のやり方がわからず、野菜も虫の被害を受けてしまいました。タイに出稼ぎに行った後、子どもが学校を休んだり、体調を崩したりなど、多くの困難に直面しました。FHカンボジアの活動に参加するようになって、野菜の栽培、魚の飼育、畜産などの知識や技術を習得しています。農業の生計で半年に一度、1,200ドルの収入を得ています。鶏やアヒルを飼育することで、年に2回、400ドルの収入を得ています。おかげで娘たちは中学に通えるようになりました。農業に関する知識や経験を、近隣の農家さんなどに伝えていきます。」
子どもたちを支える方法は2つ
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