2023.07.18【ボリビア】夢のための挑戦！！

ボリビアのリオ・カイネ地区は暑い気候が特徴で、トウモロコシ、ピーナッツ、サツマイモ、パパイヤ、レモンなど、さまざまな農産物を作っています。この農産物は家族の収入源となっています。

カラウタ村のダミアンさんは、「ここリオ・カイネの気候は非常に暑く、地面は砂地で、水をやるとすぐに乾きます。太陽がとても暑いからです」と語っています。また、スクスマ村のリーダーであるダニエルさんは、「降水量の減少の問題があります。また地域の人々も経済的により収入を得るために、レモンとパパイヤの生産に専念する家族がますます増えています」と言っていました。

カラウタ村を助けているエドガルさんは、「リオ・カイネでは、パパイヤやレモンを栽培している人が多いですが、コチャバンバ市にある市場では、彼らの作った農産物は低価格で取引をされてしまっています。なぜなら、彼らが農産物を高く売る方法を知らないからです。例えば、生産された果物をジャムや乾燥フルーツ、ジュースにしたりなどの加工に必要な知識が欠如しているからです」と語っています。その一方で、リオ・カイネ地区の多くの住民は、小規模ビジネスや技術化された灌漑システムの起業家になる夢を持っています。

この地域で農業するにあたっての難題は、灌漑のために使用できる水の量が限られていることです。各家庭で水の使用量が異なるため、そのことが野菜の生産を適切に管理することを困難にさせています。これらの人々の必要に応えていくために、灌漑システムを充実させていくことを考えていくことが必要だと分かりました。今後は、この課題に取り組むように頑張っていきます。