活動ニュース

2023.05.24【ウガンダ】みんなで力を合わせよう!

当初、ウガンダでは農民は農民グループを作らず個別に農業を行っていました。農民は個人単位で作物の栽培、貯蔵、販売をしていましたが、食料の生産量が少ない、集団交渉の声が届かないため世帯収入が少ない、認証された農資材の入手が難しいなど多くの課題がありました。

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<農家のモーゼスさん>

「売上げが少なく、質の悪い農業資材に多くの費用がかかる割に生産量も非常に少なかったので、私たちは農業をあきらめかけていました。元気な若者の多くは、農業よりも仕事を求めてコミュニティの外に出て行ってしまい、コミュニティに残された家族は食料難にさらされています」と農家のモーゼスさんは悲しげな面持ちで語りました。

Rice milling machine.jpg

チャイルドサポーターが来る以前、農民は仲買人に騙され、また生産量も少なく、貧困の悪循環からなかなか抜け出せずにいましたが、チャイルドサポーターが訓練を行った結果、農民協同組合が立ち上げられ、みんなで協力することで徐々に利益が生まれてきました。この組合によって損失が減少し、農業資材が入手しやすくなり、農産物の販売市場も改善されました。例えば、2021年には、1Kgあたり2,400シリング(90円)のコストで6トンの精米を行い、14,400,000シリング(53万円)の利益を出し、各メンバーに分配されました。ほとんどのメンバーがこれに満足し、一丸となって取り組んだことに充実感を覚えています。

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