活動ニュース

2023.03.03【チャイルドストーリー】お父さんが私たちを見捨てた日から・・・

今回、ボリビアに住んでいるエヴェリンさんとご家族に生活についてお聞きすることができました。また、保険センターのスタッフとカラウタ学校のソニア先生にもエヴェリンさんのご家族についてお伺いしました。

Evelin at Calahuta School-thumb-400x533-11609.jpg

Q1.  *FHボリビアに出会うまでは、どんな生活をしていましたか?
エヴェリン:「わたしはエヴェリンです。リオカイネ地区のカルウタ村に、お母さんとお兄ちゃん、弟と一緒に住んでいます。一番上のお姉ちゃんはトロトロ村に住んでいて、毎週末に母親に会いに帰っています。家族は、トウモロコシやサツマイモの生産と、レモンやパパイヤの農園で生計を立てています。わたしのお父さんは、わたしたち家族を置いて、どこかに行ってしまいました。わたしはとても悲しかったです。お母さんはパパイヤ、レモン、サツマイモ、スイカの収穫のために日雇い労働者として働いていたけど、一日50bs(7米ドル)しかもらえなかったんです。とても貧しくて、おもちゃを買ってくれることもありませんでした」

Evelin's house.jpg
(エヴェリンさんの家)

Q2. FHと出会ったときはどうでしたか?
お母さん:「私が*FHボリビアを知ったのは、長女が6歳のときでした。私たちを保健センターで開催される訓練会に招待してくれて、ピーナッツ栽培の改良、給水設備の設置、生活環境の改善、トイレやシャワーの設置について教えてくれました。また学校に通う子どもたちに通学かばん、歯ブラシ、学用品を提供してくれました。それ以前は、地域の開発団体はなかかっため、役場と市長だけが頼りでした」

Q3. エヴェリンさんのご家族の変化について教えていただけますか?
スタッフ:「2022年にFHと私たち保健センターのスタッフがエヴェリンさんの母親を訪問した時、母親は子どもたちの父親が自分たちを捨てたため、子どもたちは父親と一緒に暮らしていないこと、子どもたちが深刻な状況にあることを話してくれました。私たちは彼女のために祈り、また生活の必要品の支援をしました。そのことがあった後、母親は家族を養うために働くことを決意しました。エヴェリンさんは明るくて責任感が強くなり、勉強に打ち込めるようになりました。また兄弟たちも母親を敬い、責任感が増し、母親の手伝いをよくするようになりました」

ソニア先生:「エヴェリンさんの母親は、父親と母親の両方の役割を引き受けていて、まるで戦士のようです。この数カ月で彼女は変わり、ますます子どもたちをよく世話するようになりました。同じようにエヴェリンさんも、とても幸せで責任感が強く、宿題をよくやり、めったに学校を休みません。FHの皆さんには、これからもこの家族を、そして他の家族を支えて頂きたいです」

Evelin's family .jpg

感謝のメッセージ:
お母さん:「FH のスタッフが私の人生に多くの影響を与えたを忘れることはできません。それは、スタッフの方が一緒に泣いてくれたこと、また、いつも私の家族のことを思ってくれているからです」

*FH:国際飢餓対策機構

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