フィリピンでは、2022年2月から7月まで、読解力補習プログラムを開始しました。全体的な目標として、学年レベルの読解力向上を図り、安全な学習環境を整えるためです。ロバート・バリカくんと弟がこのプログラムの恩恵を受け、母親は「補習プログラムによってうちの子どもたちは読み書きなどの勉強に興味を持つようになり、ロバートは頻繁に読み書きをしますし、弟はきちんとした字を書いています。子どもたちがいつも学校に行くのを楽しみにクラスメートや先生と一緒に学んでいるのを見て、私たちはとても嬉しく感謝しています」と話しています。
カンボジアでは、新型コロナで学校が閉鎖されていた間、保護者の方々が子どもたちの教育についてとても心配していたと地域の教育推進ボランティアから報告を受けました。そこでFHのスタッフは、クメール語のアルファベットや数字のポスター、色紙、鉛筆、のりなどを教育推進ボランティアたちに支給し、教材の作り方を教えました。
チャン・ヒア村の教育ボランティアのチン・ラックさんは、「教育ボランティアになってから、家族の中でいろいろな変化がありました。子どもの将来の目標を設定すること、学習環境を整えることが大切だと思い、放課後に子どもにかかわっています。宿題を終わらせるよう促し、子どもに教える時間を作り、学校では先生と子どもの教育についてフォローアップしています。さらにペーパークラフトなどで興味を持たせるようにしました。私が学んだことを近所の人たちに伝えて、子どもたちと関わり将来の夢を持たせるように勧めました」と語ってくれました。
子どもたちを支える方法は2つ
特定の子どもとつながって成長を見守りたい!
そんな方は「子どもを支援する」
子どもを取り巻く環境の改善を応援したい!
そんな方は「活動を支援する」