日本語の「ありがとう」は、漢字で「有難い」と書き、偶然や稀なことに恵まれた時の気持ちを表します。反対語は「当たり前」です。私たちにとって、毎日食べるものがあり、いつでも手に入るきれいな水があり、また文字を読んだり書いたりできることはこの「当たり前」にあたるかもしれません。
しかし世界には貧しさのためにその当たり前を享受できない子どもたちがたくさんいます。良くも悪くも子どもは周りの環境に左右されやすく、貧しさ、飢え、災害などによって最も傷つけられるのも子どもたちです。そんな中、チャイルドサポーターは子どもに焦点を当てると同時に、子どもを取り巻く環境の改善に努めています。それによって最も恩恵を受けるのは他でもない子どもたちだからです。
チャイルドサポーターの活動を通して支援地の保護者も貯蓄、農業、衛生などの指導を受けることによって子どもたちに良い影響を与えます。例えば、途上国では手を洗う習慣がないために子どもたちが下痢や発熱を起こし、最悪の場合は命を落としてしまいます。それが手洗いの指導をすることによって、子どもたちの病気が減り、学校の出席率が上がったという報告があります。手洗いは私たちにとってごく当たり前のことですが、支援地では「有難い」ことになるのです。
ただそれだけのことで、子どもだけではなく周りの大人たちも大きな恩恵を受けることが出来ます。チャイルドサポーターは教育、経済、健康すべての面で子どもたちがその恩恵に「当たり前」にあずかれるように日々活動しています。そして、やがては地域全体が変革し自立していけるように応援をします。そのためにはサポーターさんによる経済的な支援と愛が何よりの励ましになり支えになります。いつもこの働きを共に支えてくださり、ありがとうございます。今後もぜひ応援をお願いします。
子どもたちを支える方法は2つ
特定の子どもとつながって成長を見守りたい!
そんな方は「子どもを支援する」
子どもを取り巻く環境の改善を応援したい!
そんな方は「活動を支援する」