2022.11.25【バングラデシュ】手を洗う習慣ができた！！

手洗いの奨励
ジリム集落で活動している様々な村の人々は、手を洗う習慣がほとんどありません。手をきちんと洗わないと、どんな病気に侵されるかということさえ知らないのです。そこで、3つの村で手洗いの講習会を実施しました。手洗いの実演では、他の方法も紹介され、例えば石鹸がない場合は、粉末洗剤とボトル入りの水を使って石鹸水を作る方法を参加者に教えました。このトレーニングのおかげで、家族が石鹸で手を洗い、家でも手洗いの場所を決めていることにスタッフは気づきました。

手洗い場の設置
ジリム集落にはいくつかの教育機関が存在します。その中で、FHは健康問題の脆弱性が特定された2校に手洗い場を設置しました。今回の新型コロナの流行では、学校のすべての教師と生徒が、定期的に手洗い場を使って石鹸で手を洗いました。さらに、教師は生徒たちに心得るべき衛生について説明し、頻繁に手を洗うことの重要性を認識させました。生徒たちは、家でも手洗いを続けています。手洗い場が設置されたことにより、子どもたちの間で見られる感染症は減少し、学校への出席率が向上し、さまざまなウイルスから身を守ることができるようになりました。そしてFHは、生徒の健康とより良い教育を確保するために、教育機関と良い関係を築いています。