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2022.09.15【チャイルドストーリー】怪我から回復、そして夢に向かって!

17歳のルイス マリオくんは、両親、姉兄とボリビアのコンフィタルに住んでいます。両親は農業に従事し、温室で野菜も育てています。また、羊、鶏、ラマ、農耕牛を飼育しながら、農作物を売り、時には羊やラマの肉を売って収入を得ています。

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大きな事故に合い指を失う:
2018年5月、ルイス マリオくんは脱穀機で左手の指3本を失う大きな事故に遭いました。農作業から戻ってきた両親はすぐに、親しくしていた*FHボリビアスタッフに連絡をしました。経済的な理由で医者に連れていくことを拒んでいた両親を説得し、両親は神を信じてFHスタッフの勧めに応じ、息子をコチャバンバの病院に緊急入院させました。翌日の手術は成功し、治療費もFHの支援の中で賄われました。ルイス マリオくんはその後、学業を続け、同時に家族の手伝いをしましたが、パンデミック後の2021年、学校の勉強がうまくいかず、精神的に参ってしまい、勉強を断念することになりました。父親もそのことをFHスタッフに相談し、心配していました。

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指を失い、失望の中にいたマリオ君に希望が与えられた:
スタッフは家庭訪問の時に、マリオくんから「僕は、左手で速く字を書くことができません。字を書けるようになったばかりなのですから。先生の中には、他の生徒と同じように勉強できないといけない言う人もいます。そんなプレッシャーから、僕は学校を辞めることにしました」と聞かされました。マリオくんは、校長先生、先生、FHスタッフと話し合い、30日振りに学業に復帰することができました。彼のやる気と希望を引き出すために、FHスタッフが提案したことは、彼に美容師の学びをすることでした。彼が左手の3本の指を失っているため、農業に従事することは難しいと判断したからです。ハンガーゼロのボリビア駐在員小西小百合スタッフの助けも受けながら、奨学金を受けることが可能となり、ルイス マリオくんは両親と相談して、冬休みと夏休みに奨学金を受けて美容師の勉強を始めることになりました。

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ルイス マリオくんからの感謝のメッセージ:
ルイス マリオくんは学校の勉強をおろそかにすることなく、美容師の勉強を修了することができました。彼はこう語っています。「美容師の勉強を終えられてうれしいです。この職業に就くことで、さらに進学もできますし、兄に髪の切り方を教えることができます。」

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