リオカイネ村とトロトロ村の自治体では授業を中断することなく、学期の始めは半対面で、次第に対面授業に移行しました。今では、子どもたちや若者たちは、感染防止対策を施しながら、対面授業に参加しており、とても喜んでいます。
フロ・チコ村にある学校の生徒エドムンド サラザールルス・ガビ・ビラロエルさんは、「パンデミックでは携帯電話での授業しかなく、ほとんど何も学べなかったので、対面式の授業に戻って、同じコースや学校の友人、先生と再会できてとてもうれしいです」と話してくれました。
各学校の先生方とは良好な連携を築きながら、子どもクラブの運営のために15人が訓練を受けました。スクスマの学校で保護者を対象に勉強会が行われ、勉強について心得るべきことや就学前の準備について学びました。チャイルドサポーターに登録されている子どもたちは、学用品キットとしてノート、定規、ファイル、紙、ペン、筆箱、リングノートなどの支援を受け取りました。カラフタの学校では、食堂、キッチン、倉庫が子どもたちのために用意されました。「こどもの日」のお祝いも実施されました。
<「こどもの日」のお祝いの様子>
今後の課題としは、家庭で子どもたちの勉強のフォローをする親の割合が低いこと、子どもクラブを実施する場所の整備不足、また教師たちの子どもクラブへの関与が十分ではないことが挙げられます。
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