ボリビアのリオカイネ地域は温暖な気候で、トウモロコシ、ピーナッツ、サツマイモ、パパイヤ、レモンなど、さまざまな農産物が生産されています。これらの生産物は家族の経済的な収入源にもなっています。生活向上活動を通して、ジャガイモを生産している10世帯に種イモが渡されたほか、温帯果樹園で野菜を生産している10世帯に種が支給されました。また、生計向上のために小動物の飼育に取り組む家族らにニワトリが分配され、卵や食肉として育てていきます。さらに15世帯が灌漑システム導入のためにポリチューブの支援を受けました。
ジャガイモの種イモを受け取った家族の中の5家族は、収穫量の中から食料不足の困っている家族にジャガイモを分け与えることを約束し、その通り実行に移しました。ジャガイモの種を受け取ったフォルトゥナト・バレンシアさんは、「今までジャガイモを他の家族にあげるなんて考えたこともなかったのに、とてもうれしいです。私が持っているものを分かち合うことを教えてくれたFHに感謝します。私の子どもたちもそれを見て、とても喜んでいます」と話してくれました。
多くの生産者は、野菜の生産を適切に管理することに困難を抱えています。家族が直面する最大の問題は水です。活動に参加している住民は、灌漑を使用する権利が順番に与えられていますが、灌漑システムが数的に足らないため、使える水の量が不足しています。
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