活動ニュース

2022.08.10【バングラデシュ】地域が抱えている問題

2022年1月からバングラデシュのジリム集落の支援を始めました。まだ始めたばかりのため、多くの問題を抱えています。この地域に住んでいる子どもたちがより良い環境で生活できるために、地域住民と子どもたちの親御さんたちの協力のもとで地域開発に取り組んでいきます。

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ジリム集落について
ジリム集落はラジシャヒ管区チャパイナワブガンジ県内にあります。鉄道の駅があり、多くの先住民が住んでいることでよく知られています。人々の主な生計手段は農業であり、ほとんどの人が農業に従事しています。さらに、レンガ職人や日雇い労働者として働いている人もいます。大きな集落ですが、ほとんどの人が貧困ライン以下で暮らしています。他の集落と同様に、児童の早婚の割合が高く、また健康、栄養、水と衛生、教育、早期妊娠、生計についての人々の認識も欠如しています。ジリム集落には約49の村があり、その内16の村には先住民族が古くから住んでいます。現在、13の村で保健・栄養・水と衛生の活動を行っています。

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地域の問題について
ここに住む人たちのほとんどは河川の浸食によって住む場所を失った人々です。現在は政府が所有する土地に家を構えていますが、自分たちの土地を持っていないため、他の人より所有できる権利が少ないです。日雇い労働者として地元住民の農地で働き、土地所有者から得る収入で家計をやりくりしていますが、その収入では生活費が賄えないことが多いです。そのため、子どもたちは児童労働に従事し、少女たちは学校を退学し、親は少女たちに早婚を強要するのです。この地域の人口の大半はイスラム教徒で、次いでキリスト教徒、ヒンズー教徒となっています。人々の間には社会的、宗教的偏見が多くみられ、それが生活を変えるための弊害となっています。また、代替となる新たな収入を創り出していく意欲が乏しいです。水と衛生環境も非常に悪いです。

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子どもたちを支える方法は2つ
特定の子どもとつながって成長を見守りたい!
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子どもを取り巻く環境の改善を応援したい!
そんな方は「活動を支援する」

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月々4,000円

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