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2022.07.29【チャイルドストーリー】地域支援が大きな希望となる

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私はイヴェット ニヨビョセと言います。ルワンダ南部にあるサルヘシ集落に住んでいます。*FHルワンダがこの地域に来る前まで、私たち家族は長い間劣悪な状態で暮らしていました。お父さんは農業を営んでいますが、昔ながらの方法で農業をしていたため、収穫量は低く、生活に困っていました。家屋、食料、学校の制服などの生活必需品以外に、本、ペン、靴などの学用品などの必要もありましたが、それらを買うことができませんでした。それは、収穫が常に少なかったため、収穫で得てもほとんど消費し、私たちの教育費が残らなかったためです。私たちはお腹がすいているときは学校には行けませんでした。授業を受けることも難しい状況でした。十分な食事が摂ることができず、私たちの栄養のバランスにも影響が出ていました。家庭菜園を作るという考えもありませんでした。

問題解決に向けて取り組んだ活動と成果
 地域住民は貯蓄についての概念を正しく理解していなかったため、私のお父さんも、わずかに得たお金を家族の必要のためにすぐに消費していました。貯蓄グループを形成する目的は、貧しい人々が将来の必要に備えて、必要の大小に自らが対応できるようになるためです。そのために、資金を少しずつ蓄えることを人々に教えています。お父さんは貯蓄したお金と不足分をグループからローンをして、屋根を修理することができました。また、家族全体の健康保険の支払いができるようになりました。貯蓄グループに参加したことで、自立と意思決定ができるようになり、家族の基本的な必要にも応えることができるようになりました。私の両親は、子どもたちを学校に行かせないで、常に生計を助けるために、また家族のために働かせていました。FHルワンダは学用品の支援を行い、教育への意欲を高めました。
 農業の生産性が低い問題に対しては、肥料を使う方法や肥料の作り方について訓練し、小さい農家も収穫量を増やし、生産量を上げることができように助けています。私のお父さんも肥料が必要だと考えていなかったため、農産物の生産は常に低い状態でした。しかし農業の実演を見てから、FHのトレーニングを受けました。現在では、その小さな土地で堆肥を用いて、5キロのトウモロコシを撒いて栽培し、65キロのトウモロコシを収穫できるようになりました。   
 また、私たち家族は2羽の鶏を受け取り、飼育を始めました。家庭菜園の知識と技術も身に付き、その結果、農業生産の向上とバランスの取れた食事ができるようになって、家族は健康になりました。鶏は60個の卵を産み、さらに産卵と食肉を売ることでさらに2羽の鶏を買いました。卵を売ったお金で私の服や靴を買うことができました。また両親は私の制服も買うこともできるようになりました。

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将来への希望
私の夢は教師になることです!その夢の達成のために一生懸命勉強をしています。また、いつか両親のために良い家を建てたいと願っています。家族の夢は、さつまいも栽培のために大きな土地を購入することです。小さなことから始めた活動が大きな未来の希望へとつながっています。

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