<チャイルドたちの学習のようす>
学習支援のための訓練
10人の学習支援(*LSA)職員に対して、活動、児童保護、半年間の読書補習クラスの重要性と役割・責任についての研修を実施しました。LSA職員に貧困環境が教育と学習者に与える影響についても学びました。LSAは2022年3月に読解力のレベルを知るための調査を実施し、24人の生徒のうち、19人の生徒が基本的な質問の中にある簡単な文章を読むことができ、2人の生徒が段落を読むことができましたが、理解しながら単語を読むことができた生徒は3人しかいませんでした。マトノグでは、対象の36人の生徒のうち、27人は基本的な文章を読むことができ、6人が段落を読むことができました。2人の生徒は単語だけを読むことができ、1人の生徒はアルファベットを読むことができました。保護者の大多数は、毎月のミーティングに参加し、子どもたちに対する家庭での学習支援を行うことの重要性を学びました。子どもたちは、特に読み書きにおいて、認知能力を継続的に学び、発達させることができます。彼らはまた、肉体的、社会的、感情的、精神的な成長が見られるようになります。生徒たちはより活発で責任感を持つようになり、意欲と帰属意識を育みました。彼らの学びたいという願望と熱意も見ることができました。
<LSAの研修のようす>
ソニア・タバランさん(マトノグ小学校のフォーカルパーソン)からの感謝のメッセージ:
「FHフィリピンの読書補習プログラムは、非識字者や読むスピードが遅い読者が、適切な方法で学べる素晴らしい有意義な機会です。それは学習者、特に個々の指導に特別な注意を必要とする子どもたちに前向きで大きな影響を与えます。1人または2人の生徒はプログラムに積極的に反応しませんでしたが、子どもたちの99%は、プログラム全体を学び、楽しんで学んでいました。このプログラムを通して、すべての学校から非読者をなくし、国の教育の質の低下に対処するための足がかりになることを確信しています。マトノグ小学校を代表して、このような機会を与えてくださったFHフィリピンとサポーター様に感謝いたします。」
*LSA: Learning Support Aides(学習支援員)
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