野菜・果物の生産で収入が向上
農業活動は通常通り行われましたが、新型コロナの感染拡大により農業従事者の中にはコロナ感染を恐れて、作物の売買のために市場に出かけることを控える人もいました。
屋外で野菜を生産している家族は、家の近くの50㎡の土地に10〜14種類の野菜を植えています。それぞれの村で10名ほどの母親たちがこの活動に参加し、すべての村を合わせると50名が取り組んでいます。トウモロコシの種が10家族に提供され順調に育って収穫もよく、成果が見られました。
20家族が半日陰の土地で野菜を生産しています。動物や日射の被害から野菜が守られるという利点はありますが、管理に技術が求められます。50家族に野菜の種子が渡され、30家族が様々な野菜の栽培方法について指導を受けました。またパパイヤの生産に興味があり活動に参加する意欲のある20名のグループが作られて、今後活動を開始していきます。
いくつかの村では灌漑が設置され、10家族が技術や管理面の指導を受けることができました。今後は委員会を設立してこの灌漑システムの維持管理のためのルールを作り、水の使用料について人々に理解を求めていく必要があります。
鶏などの飼育は、卵や肉を得られることから栄養改善につながっていますので、鶏がFHから提供され10家族がこの活動に取り組みました。
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