シャディン ビスワスくん(写真左端)は父親、母親、妹、弟と一緒に暮らしています。
父親は自分の土地を持たないため、日雇い労働者として他人の土地で働いていますが、1 日の賃金は400タカ(500 円余)です。しかも仕事は収穫時期によって左右されるため、安定していません。
経済的な問題
父親の1ヶ月の収入では家族を十分に養うことができません。学校に通っているシャディンくんや妹が進級する度にお金が必要となり、両親は学用品を買うことが困難でした。また学費を払うことができない時もあり、必要な本を買うこともできませんでした。
FH のサポートとその結果
まずシャディンくんの母親がFH の貯蓄グループに2012年から参加しました。次に、シャディンくんがチャイルドサポーターに登録され、サポートを受けられるようになりました。母親は牛を購入し繁殖させて売るために貯蓄グループからお金を借りました。母親はシャディンくんの勉強を助け、勉強を続けるように彼を励ましました。サポートチャイルドであったシャディンくんは、FH からいくらかの学用品のサポートをもらいながら、学校に通い続けることができました。
シャディンくんと家族は、FH のさまざまな活動に参加し、また保健について学ぶ機会も与えられました。母親はリーダーシップや収入向上のためのトレーニングなどを受けながら多くのことを学び、勇気づけられました。また裁縫や家庭教師をしながら家計の収入向上に貢献をしています。シャディンくんも、勉強の成果を上げることができました。
シャディンくんと母親からのメッセージ
「僕(シャディン)は、FH の家族の一員に加えられて、本当に幸せです。また僕を応援してくれる人がいることを誇りに思います。FH スタッフにはとても感謝しています。」
母親は「私と家族は、いつまでもFH のサポートを忘れません。多くのトレーニングを受ける機会が与えられて、私たちにとって大きな助けとなりました。また私自身の生き方も変わって、子どもたちや家族全体の生活を改善させることができています。」
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