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2018.10.02【バングラデシュ】ラジュ アーモッドと家族の話②

家族の抱える問題は何ですか?
家族の生活は極貧です。父母は家族を養うために、ひたすら働くしかありません。土地を借りている4ヵ月間の収穫から得られる収入にも限りがあるため、とにかく日々の生活を続けている状態です。ラジュと姉の勉強のためにも経済的な必要は多くあり、少しでも稼ぎを上げるためにラジュは父親と一緒に働いて勉強を続ける努力をしています。
Raju's father is working in the field_WEB.jpg
(父親の畑仕事の様子)


近所に同じような環境の人はいますか?
バングラデシュの田舎の非常に貧しい地域に住んでいる小作農民は、ほとんど同じような生活をしています。生活の基本的ニーズに叶う収入を得ることが難しいのです。人々は生きる覚悟と重労働を課せられています。

状況改善のためにFHはどのような支援を行なっていますか?
母親が貯蓄グループのメンバーに加わりました。FHから収入を向上させるためのアドバイスを受けました。貯蓄グループのローンを利用してヤギを買い、育て繁殖させて、子ヤギを市場で売ることができるようになりました。これは貧困と闘う力になりました。また、保健衛生・法律(権利)・価値観・収入創出に関する啓発講習に参加し、良い気づきと励ましを受けました。貧困と闘うための自尊心と自信が芽生えたと語っています。

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(貯蓄グループをリードする母親)

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(育てているヤギ)

子どもたちの生活はどのように変化していますか?
母親が貯蓄グループに参加したことをきっかけに、ラジュはチャイルドサポーターの支援制度に登録されました。FHはラジュや姉の勉強の事にも目を配り、学校に行き続けられるように、改善が必要な場合には学校に掛け合うなどしてくれています。彼は子ども集会に参加しては、道徳・倫理を学び、良い人間になること、陸軍に入って役に立ちたいと夢を持っています。
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