活動ニュース

2018.05.31【ボリビア】親善大使 Manami 本当に必要なもの 

 当機構の親善大使である歌手のManamiさんと共に支援地であるボリビアのタパカリ郡アサワニ地区(標高4,000m以上の高地)、トロトロ郡リオカイネ地区(標高1,800m)を訪問しました。Manamiさんのレポートを掲載します。


日本国際飢餓対策機構 親善大使 Manami
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 日本で手に入らないものはあるでしょうか。ショッピングセンターには高級な食材も輸入品も最新の電化製品も薬もなんでも揃っています。今ではコンピューターのボタン一つで家まで届けてくれるほどです。
 まさに日本で流行った「 断 捨 離 」という言葉は、物が溢れすぎて、必要なもの、必要でないものを見分けることすら できなくなってしまった私たちの心の問題を映し出しているように思います。

 さて、今回ボリビアを訪問して、特に私の印象に残ったのはアサワニ地区での家庭訪問でした。コチャバンバから車で半日かけてたどりついたアサワニ地区の標高は 4 , 0 0 0 m 以上、空気が薄くて私たちにとっては歩くことも困難な場所でした。また1日の気温の差が激しい上、空気がとても乾燥しているので肌は日焼けしてすぐに皮膚がむけてしまいます。「こんな場所にどうやって人が住めるの」息が苦しくなる度にそう思わざるを得ませんでした。
 そんな環境下では育つ作物も限られています。アサワニ地区で獲れるのはほとんどがジャガイモなので、そこに住む人たちの栄養の偏りが問題視されていました。
 最初の家庭訪問では、こうした問題改善のためにFHボリビアの協力で作られた温室栽培の畑を見学。人参やブロッコリーなどそれまで栽培できなかった作物が育っている様子にみんなとても嬉しそうでした。私もその姿を見て嬉しくなったと共に日本との環境の違いにただただ驚かされました。

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「足りない」と「溢れて捨てる」が同じ地球で...
 そしてもう一つ考えさせられたのは、家庭訪問の際にFHからその家にお渡したプレゼント。(インタビュー協力の感謝として)それは油、水、お米、チョコクッキーなどが入った食料セットでした。これらを選んだ理由をスタッフに聞くと、ここでは調味料でさえ手に入れるのに遠くまで出かけなければならないのと、チョコクッキーなどのお菓子も中々手に入らないのでとても喜ばれると伺いました。それを聞いた時、私はなんとも言えない気持ちになったのを覚えています。
 生活に必要な物のために試行錯誤して生産に取り組んでいるアサワニの現状、一方で物が溢れてたくさんの食料廃棄が起こっている日本の現状。これが同じ地球で起こっていると知った時、いてもたってもいられなくなりました。

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疑問や違和感が歌や曲作りの力に
 ボリビアから日本に帰ってきて、街を歩きながら何度も思うのです。「豊かさ」とは何でしょうか。「豊かさ」とはなんでも手に入れられることでしょうか。それとも必要な物を見極める心でしょうか。私は日本で歌手の仕事をしていますが、ボリビア訪問を通して感じた疑問、違和感、自分への問いかけが、今は歌や作曲の原動力につながっていることは言うまでもありません。

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Manami プロフィール▼
沖縄県那覇市出身。2008年世界的プロデューサーファレル・ウィリアムス(2014 年グラミー賞受賞)と世界的デザイナーNIGO主催の『STAR BAPESEARCH』でグランプリを受賞。2 0 1 0 年 1 1 月 オリオンサザンスターC M ソングに大抜擢され、メインキャラクターとしてCMに出演する。2013年7月「Jungoldennight」2016年「踊れティーダ」など数々の楽曲が県内ヒットを記録する中、精力的に沖縄の各メディアから数万人規模のビッグイベントまで多数出演する。楽曲は、欅坂46や前田敦子などの楽曲を手がけ、日本の音楽シーンの第一線で活躍中の実の弟 DaisukeNakamuraがプロデュースしている。沖縄を代表する女性シンガーとして、さらなる飛躍が期待されている。CDアルバム4枚、シングルCD7枚好評発売中。

Manami Official Web Siteはこちら▼
https://www.manami-sorafune.com/


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