ラン チンさん(12歳)はバンミリア村に住む小学3年生、お母さん(56歳)、兄(14歳)と暮らしています。
【FHの活動に参加するまで】
ラン チン:以前は勉強に興味はな く、英語を教わる機会もありませんでした。
母:健康・農業・貯蓄・教育などにわたってトレーニングをしてくれる団体がこの村に来たのは初めてです。私は子どもたちを学校に通わせることについて無関心でした。また村人が生活を良くするために話し合ったり、衛生状態を気にしたりはしていませんでした。栄養のバランスなども考えず、食べられるものを食べていました。
【活動に参加したきっかけ】
ラン チン:私はチャイルドサポーターの支援に登録され、子どもクラブの活動に参加するようになりました。母は健康ボランティア チームからトレーニングを受けています。また貯蓄グループのメン バーにもなりました。
【生活の変化】
ラン チン: FHスタッフが学校に通い続けるように励ましてくれ、 勉強の大切さを母に話してくれたので、学校のある日には、私と兄に畑仕事を頼まなくなりました。
母:娘は友だちも増え子どもクラブでたくさんのことを学んでいると話してくれます。清潔にすることや良い価値観を身につけています。自信を持って自分の意見を 言うことができるようになりまし た。FHは家を清潔にすることで家族(特に子ども)の病気予防、また野菜を育てることなども教えてくれました。また私は貯蓄グルー プで貯蓄を始めて、グループから 150ドルを借り、子どものおやつ やカンボジアの朝食を販売する商 売を始めて収入を得ています。
【 将 来 】
ラン チン:高校まで進学し、先生になって村の子どもたちを教えたいです。村の人には勉強の大切さ・価値を理解してもらいたいです。しっかり勉強してこの村の子どもたちの良いお手本になりたい です。
子どもたちを支える方法は2つ
特定の子どもとつながって成長を見守りたい!
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子どもを取り巻く環境の改善を応援したい!
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